脈拍数は年齢、性別、体格、運動、温度などの要因で生理的に
変化します。
脈拍の年齢別による正常値(基準値)目安 例
*文献により多少異なります。
脈拍数は1分間の測定値で表します。
生理的な変動がある為、安静時に測定します。
新生児130~150 回/分
乳児 110~130 回/分
幼児 100~120 回/分
学童 80~90 回/分
成人 60~80 回/分
高齢者 50~70 回/分
成人では女性の方が少し多い傾向にあります。
運動、食事、入浴、睡眠などで生理的な変動がみられます。
運動時や食後、入浴後等に脈拍は多くなり、睡眠時は減少します。
◇参考文献
書籍
「人体生理学ノート」金芳堂 1982年 p86~p88
「わかって身につくバイタルサイン」学研 2013年 p40~p62
「フィジカルアセスメント ナースに必要な診断の知識と技術」第4版 医学書院 2007 p27~p30 p82
「ナース必携最新基本手技AtoZ」EXPERT・NURSE 保存版 小学館 1994 p27~
「最新医学大辞典」医歯薬出版株式会社 p1223 p1387 p685
「家庭医学大百科」主婦の友社
インターネット
http://ja.wikipedia.org/wiki/拍動
http://ja.wikipedia.org/wiki/心拍数